命題24

命題24

 

 

第1の量は第2の量に第3の量が第4の量に持つと同じように同じ比を持ち、また第5の量は第2の量に第6の量が第4の量に持つと同じように同じ比を持つならば、第1の量と第5の量の和は第3の量と第6の量の和が第4の量に持つと同じように第2の量に同じ比を持つ。

 

第1の量ABが第2の量Cに第3の量DEが第4の量Fに持つように同じ比を持つとし、第5の量BGは第2の量Cに第6の量EHが第4の量Fに持つように同じ比を持つとする。

 

第1の量と第5の量の和AGは第3の量と第6の量の和DHが第4の量Fに持つと同じように第2の量Cに同じ比を持つことをいう。

 

BGCに対し同じようにEHFに対するから、逆に、CBGに対し同じようにFEHに対する。propositionX.7cor

 

それから、ABCに対し同じようにDEFに対し、そしてCBGに対し同じようにFEHに対するから、等間隔比により、ABBGに対し同じようにDEEHに対する。propositionX.22

 

そして、量が分けて取られて比例し、それらはまた共に取られてもまた比例するから、それゆえにAGGBに対し同じようにDHHEに対する。propositionX.18

 

しかしまたBGCに対し同じようにEHFに対し、それゆえに、等間隔比により、AGCに対し同じようにDHFに対する。propositionX.22

 

それゆえに、第1の量は第2の量に第3の量が第4の量に持つと同じように同じ比を持ち、また第5の量は第2の量に第6の量が第4の量に持つと同じように同じ比を持つならば、第1の量と第5の量の和は第3の量と第6の量の和が第4の量に持つと同じように第2の量に同じ比を持つ。

 

証明終了

 

 

 

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